教条の網に掴まえられた心

『特別な意見に捉えられた心、あるいは観念、信念、教条の網に掴まえられた心…そのような心には確かに再生はあり得ません。それは生を新たに見ることができません。それらのものが脇にやられ、心が自由であるときだけ、心は生を新たに見ることができるのです。』クリシュナムルティ

教主釈尊をさしおいて日蓮自らが末法の本仏であるとして、全ての他宗を人々の不幸の根源と規定し、衆生はひたすらお題目を唱えることで過去の悪業を断ち切り成仏ができるという教条主義。こうして人々を思考停止に持ち込むことができる日蓮独自の教義を利用して、会員を都合よくコントロールし莫大なお金を集める巨大組織が創価学会だということがわかりました。これは天皇を神として崇めさせ、祖国のためにすべてを投げうって戦場に駆り出し、周辺の国々を略奪・占領して暴利をむさぼる大日本帝国の教条主義と同じ構造を持っています。創価学会を外から見ることができれば、それが悪しき教条主義であり、恐ろしい全体主義であることは一目瞭然なのですが、最初は優しい顔をして個人の心の隙間にそっと入り込み、その隙間を埋めてくれるような錯覚を覚えさせ、自分の存在理由(使命)が創価学会の掲げる理想のためにあるのだと思い込まされてしまいます。つまり上に紹介したクリシュナムルティの言う「観念、信念、教条の網に掴まえられた心」になってしまいます。創価学会に自由はありません。最初は仲良しグループのようなコミュニティで心を許せる仲間のように感じていても、そこに新聞啓蒙や折伏、財務、選挙活動など、まるで軍隊のような厳しいノルマが科せられてきます。しかしいつのまにかそれも自分が乗り越えなければならない試練であるかのように思い込んでしまいます。そこには個人の自由はおろか、自分でものごとを判断することを罪悪とまで感じるようになり、何も考えずに奴隷のように働く人々の集団となります。

創価学会の人はここのような学会に批判的なサイトを見ないように指導されています。たとえ見たとしても、そこには学会の素晴らしい活動を気に入らない輩が根も葉もないウソを書いているだけだと思い込まされています。それはそれは見事な徹底ぶりです。私も以前は学会に対する客観的な評価に対してネットの情報を見るようなことはありませんでした。たまに見ることはあっても、やはりそれが本当のことだとは思っていませんでした。しかし、ある時点でネットにある学会についての批判が真実であることに気づきました。そのある時点とは、ここで何度も書いているように「自分で考える」ということを始めたからです。もちろんそれまでも、ものごとは自分で考えているつもりでしたし、学会以外のことについては普通の思考ができていたと思います。しかし生まれながらにして信仰に関しては創価学会の信仰を植え付けられて来たのですから、そこに疑問が入り込む余地がなかったのです。いったん学会のおかしさに気づいてからは、それまでの自分の中の学会に対する疑問がどんどん明らかになりました。つまり、学会が正しいという前提ではどうしても解けなかった疑問を、学会は間違っているという前提で考えると、すべての疑問をきれいに解くことができたからです。これは大変なことでした。これまで自分の価値観をつくりあげてきた根底の部分がまちがっていたということを自分で認めなければならないのですから、できることなら見なかったことにしたいものです。しかし、いったん気づいた後には、まわりの学会員さんたちの言動の異常さに驚くばかりです。とても一般常識では考えられない言動に、自分もこうした人たちと同じことをしていたのかと思うとゾッとしました。ただ、自分で気づかない限りは、その人たちに何を言ってもわからないこともよくわかります。ほんの少しでも学会のことに疑問を感じることがあれば、そのことを本当に自分の気持ちに正直になって考えを進めてみることは、決して無駄なことではないし、いけないことでもないし、むしろその人の人生においてたいへんな転機をもたらすものとなると思います。カチンコチンに創価学会に凝り固まった人に考え直せなどとは言いません。今の自分の信仰に少しでもわりきれない部分があり、苦しい思いをしているのであれば、一度でいいから自分の気持ちに素直になってネット上の学会批判を覗いてみてはいかがでしょうか。このブログも最初の2ヶ月間は、元は活動家で途中で学会のおかしさに気づいた多くの方のコメントが掲載されています。その方々のコメントは単に学会を外から批判しているのではありません。それぞれご自身の貴重な体験を書かれています。それは10人や20人の数ではありませんし、そこには偏った作為はありません。私もここでは正直にありのままを書いています。ここのアーカイブから最初のページにもどって、書かれたコメントもいっしょに読まれてみてください。そして是非自分で自分の信仰のすがたを考えてみられることをお勧めします。

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