学会員さんもちょっとだけ考えればわかるであろう創価のおかしなところ

新しいスレッドは、これまでとはちょっと違います（笑）

例によって長いですが、ちょっと新たな方向でブログを進めて行こうと思っていますので読んでみてください。

創価の問題は宗教問題ではありません。創価学会は会員のお金を騙し取る詐欺集団だということが問題なのです。ですから創価の教義がどうのこうのという議論は場違いなので、あまり触れないようにしていますが、学会員さんが創価の教義がどう考えてもインチキだとわかってもらえるのであれば、誰にでもわかるような基本的な「創価の教義のおかしなところ」を述べることは意味があるように思います。そこでちょっとだけ本来の仏教と創価（日蓮本仏論）の教義がどれだけ違うもので、創価がどれだけインチキかということを書いてみますね。

創価学会や日蓮正宗が世界で唯一の正しい法だとしている「法華経」は、もとは釈迦が亡くなってから500年から600年後に誰かがインドで書き残したとされる大乗仏教の経典の中の一つを今の新疆ウイグル自治区出身である僧だったクマーラジーバ（鳩摩羅什）が、サンスクリット語で書かれていた「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ（正しい教えである白い蓮の花の経典）」という名前の経典を当時の中国語に訳した言葉です。いつも言ってますが、南無妙法蓮華経というのは「正しい教えである白い蓮の花の経典に帰依します」という意味です。これくらいのことはWikipediaにも書いてあるので、多少とも仏教に興味のある人なら誰でも知っていることですね。もちろん学術的に証明されているとおり、この中国語で法華経という名の経典は、釈迦が書き残したものではありません。釈迦は生きている間は弟子に教えを説きましたが、そうした教えを文字に残すことは許しませんでした。釈迦の説法とはその弟子に語るからこそ有効な言葉であるから、その内容が別の人に有効であるかどうかはわからないという判断だったと考えられています。なるほどそうだなと思います。そのことだけでも「この世に絶対的な物事は存在しない」という釈迦の基本的な考えが伺えますよね。それだけでも釈迦というのは本当に頭のいい人だったんだと驚きます。

釈迦が亡くなってから何百年も経つと、教祖であるはずの釈迦の考えがいつの間にかないがしろにされ、権力争いを始めるようになり、釈迦の教団がいくつも分裂しました。宗教が権力によって利用されるのはいつでもどこでも同じなのかもしれません。そんな中で作られた経典の一つが法華経だったんですね。大乗仏教というのは、なんとなくその文字の感じから、小乗仏教よりも優れているといった印象を受けますが、じつはそんなことは決してなくて、釈迦が死んでから何百年も経つと、さすがにいろんなことが曖昧になって、教団の中でもいろんなことを言い出したり、不平不満も溢れたりして、混乱したり組織としての秩序が乱れてしまったんですね。大乗仏教というのはそんな中で出てきた新興宗教みたいなもので、それまでの厳格な仏教の考え方からすると、かなり何でもありな内容で、特に自由な空気を望んでいた若い坊さんたちにとっては都合がよかったわけです。とはいえ自由な空気の新仏教も教義などはいい加減で、従来型の厳格な教義と厳しい規律を守らなければならない組織の方が圧倒的に強かったんですが、そこにとんでもなく頭の切れる天才坊主が現れて、大乗仏教が教義としてもしっかりしたものになったので、勢いづいた大乗仏教の坊さんたちが、それまで力のあった既成教団を押しやって、自分たちの優位性を誇示するために、自分たちの宗派を「大乗」と呼び、対する伝統的な宗派のことを「小乗」と揶揄したところからそのような呼び方が広まったわけです。その天才坊主というのがかの有名なナーガールジュナ（龍樹）だったんですね。その後の仏教の中心的教義となる「空」の概念を体系化した龍樹の天才ぶりに、大乗と小乗の立場が逆転し、大乗仏教がインド以外にも広く広まることになります。中国では鳩摩羅什がそんな大乗経典を漢訳し、智顗が天台宗として確立します。そして日本にもこの天台宗があたかも仏教の真髄であるかのように伝わってくるんですね。日本の仏教＝天台宗みたいな感じで、日蓮ばかりでなく、その後の鎌倉仏教に大きな影響を与えるようになるんですね。そういうこともあって、天台宗の総本山である比叡山延暦寺で仏教を学んだ日蓮も「仏教＝天台宗＝法華経＝唯一無二の不変の真理」みたいに勝手に思い込んでしまうんですね。日蓮はいつ誰が書いたともしれない法華経を釈迦の教えだと勘違いしたまま、あの御書にあるような記録を文字として残してしまうんですね。今だったら恥ずかしくて穴があったら入りたい感じですよね。記者会見会場で靴脱いで土下座もんですよ（笑）。釈迦の教えでもないものを釈迦の教えだと勘違いし、釈迦が文字にしてはいけないという教えを無視して、勝手に法華経サイコーって言い出したのが日蓮なんですよね。というか、創価と日蓮正宗が絶対の真実と言い張るのは日蓮が本仏だってことです。釈迦は日蓮が出てくるための露払い程度の存在だとしてしまったところです。だったらそれ仏教じゃないじゃんってことですよね（笑）。

そこで、今回のテーマはこれまでと少し趣を変えまして「学会員さんもちょっとだけ考えればわかるであろう創価のおかしなところ」ということで、皆さんにも「さすがにこの部分は誰だっておかしいとわかるでしょ」といった創価学会のおかしなところ、あるいは学会員が「絶対に正しい」と信じていても「普通に考えたらどう考えてもおかしいですよね」といった世間の常識みたいなことの話をしていただければと思います。

まず最初に思いつくのは、やはり「私は法華経に帰依します」と中国語で書いてあるコピー用紙が、なぜ「祈るとどんな願いも叶う」と信じることができるのか？という基本的な疑問です。恥ずかしいことに、10年前まで私もそう信じてました（笑）なぜそんなめちゃくちゃなことを大の大人が信じていたのか、今でも訳がわかりません。「どうかしてた」としか言いようがありません。確かにどうかしてたんです。催眠術にかかると、わさびを丸ごと１本食べても何ともないような状態と同じようなものなんでしょうね。

財務にしても「どうやったらたくさんのお金を創価に貢げるか？」を真剣に考えてました。そのお金が何に使われているかなんて考えもしませんでした。とにかくたくさんお金を貢げば幸せになれると信じていたんですね。ほんとにどうかしてたとしか言いようがありません。「どうかしてた」というのは、つまり「自分で考えないようにしていた」ということです。今になってそれがわかります。どうかしてた時は、自分で考えていないことすらわからなかったわけですからね。

おそらくこれを読んでいる創価経験者の皆さんも、思い切り頷いてくれていると思います。どうかしてた。こんな紙切れに向かって南無妙法蓮華経と声に出して繰り返し唱えたら自分の願いが叶うんだと信じていた自分は「どうかしてたんだ」としか説明のしようがないんです。

私は創価が詐欺だとわかってから、創価って何だったのかな？仏教って何？宗教って何なんだろう？とようやく自分の頭で考えることをはじめました。中学生でもわかるような宗教についての入門書をいつくか読んだら、大まかなことはわかります。それと同時に、創価学会が宗教なんかじゃないことも簡単にわかりました。中学生程度の理解力があれば、創価がデタラメな宗教詐欺だということは誰にでもわかるということです。でも学会員さんたちはそれがわからないんです。なぜかというと、昔の私がそうであったように「どうかしてる」からです。つまり「自分で考えない」からなんですね。

別に上に書いたような仏教伝来の歴史を勉強しなくても、創価学会が教義としている日蓮の教え（日蓮本仏論）が仏教とはかけ離れたものであることぐらいはすぐにわかります。っていうか、そもそも創価が宗教だということ自体がおこがましいんです。

そこで、この新しいスレッドでは「創価学会は宗教ではないどころか、会員を苦しませるだけの悪質な詐欺だ」という私の主張に対して、きちんと冷静に反論できるという現役の学会員さんがもしおられるのであれば、私は久々に対話をしてみたいと思います。

これまで何度も試みてはきましたが、まともな対話ができたのは、白いブランコさんただお一人のみでした。しかしその白いブランコさんも、創価の悪いところは悪いと認めた上で、自分たちの力で創価を改革しようと動き始めた矢先、周りの学会員から相手にされなくなり、落胆した白いブランコさんは組織から離れ、私との対話も途中で何の音沙汰もなくなりました。

白いブランコさんは素晴らしい人格の方だったと思います。できればもう一度お話がしたいです。あれから白いブランコさんの「創価学会改革計画」はどうなったのか知りたいです。でも何の音沙汰もないところをみると、おそらく今は活動されていないのではないかと思います。覚醒して脱会されたのかもしれません。

白いブランコさん以外の学会員さんとも結構な人数の方と対話を試みたのですが、まともに対話のできる方はいませんでした。どなたも自分の言いたいことだけを言うばかりで、私の質問には答えようとはしません。答えようがないというのが正直なところなんでしょうが、都合の悪いことは見事にスルーしてしまうというのが創価脳の特徴でもあります。

ということで、白いブランコさんのように、冷静に対話ができる学会員さん。きちんと目の前の現実を受け止めて、秩序立てて話ができる学会員さんがおられましたら、ぜひ申し出ていただければと思います。

それから皆さんには自分の創価時代の「どうかしてた」体験をお話ししていただけるとありがたいです。「ちょっとでも自分で考えたら創価がおかしいってすぐにわかりそうなものだけど、それでもわからなかった私はやはりどうかしてたわ」といった感じの具体的なお話をお願いします。これまでのお話とダブってぜんぜんかまいません。私もあえて同じ話を繰り返しています。それでいいと思います。何度でもお話ししてください。それくらい繰り返し訴えていかなければ自分で考えきれない人の心には届かないと思います。昔の自分がそうであったように、いろんな積み重ねの上に、ある日、何かしらのきっかけで「創価って詐欺じゃん！」と理解できる自分になると思います。そんな覚醒する学会員さんが一人でも増えたらいいと思います。

みなさま、ご協力をお願いします。